東海道線のグリーン車に乗る方法は分かりづらいですよね。
そこで、料金・乗り方・混雑状況をまとめてみました。
これから東海道線のグリーン車に乗りたいと思っている人はぜひご覧ください。
東海道線グリーン車の料金はいくら?

料金は距離によって異なります。平日よりもホリデーのほうが安いです。
営業キロ 50kmまで
- 事前料金 平日 780円 ホリデー 580円
- 車内料金 平日 1,040円 ホリデー 840円
営業キロ 51km以上
- 事前料金 平日 1,000円 ホリデー 800円
- 車内料金 平日 1,260円 ホリデー 1,060円
ちなみに、通路やデッキに立っている場合でも、乗車券のほかに「普通列車グリーン券」が必要です。
駅の券売機が混み合っていたため「普通列車グリーン券」を持たずに乗車した場合でも車内料金となるので注意しましょう。
普通列車グリーン券の買い方

「普通列車グリーン車」に乗車するには、乗車券とは別に、「普通列車グリーン券」が必要になります。
しかも「普通列車グリーン券」は別料金です。
改札口の外で購入する
「Suicaグリーン券」もSuicaマークのある券売機で購入できます。Suicaを持っている人はこちらのほうが便利です。車内改札を省略することができます。
もしくは、「普通列車グリーン券」(磁気グリーン券)を、普通列車のグリーン車停車駅の改札口の外にあるSuicaマークのある券売機で購入できます。「磁気グリーン券」とは、グリーン券情報を券面に印字した紙のきっぷのことです。
ホームなど、改札口の中で購入する
「Suicaグリーン券」を改札口の中(ホーム等)にある券売機で購入できます。Suicaを持っている人はこちらのほうが便利です。「Suicaグリーン券」を使った乗車方法は後述します。
「Suicaグリーン券」を使った東海道線グリーン車の乗り方

乗車前に「Suicaグリーン券」をSuicaを使って購入する
「Suicaグリーン券」を購入すると、Suicaにグリーン券情報が記録されます。紙のきっぷは出ません。
現金での購入はできず、入金(チャージ)残額が足りない場合は購入できません。
改札口の中(ホーム等)の券売機では、Suicaの残額がグリーン料金に満たない場合だけ、千円札1枚のみの入金(チャージ)が可能です。
乗車前に「Suicaグリーン券」をモバイルSuicaで購入する
モバイルSuica対応の携帯情報端末で「Suicaグリーン券」を購入します。
乗車後、座席上方にある読み取り部にタッチ

座席の上方にある「グリーン券情報読み取り部」にSuicaまたはモバイルSuica(携帯情報端末)をタッチします。
タッチすると色が 赤(空席)から 緑(着席)に変わります。緑のランプが点灯すると、車内改札が省略されます。
たったそれだけです。簡単ですよね。
東海道線グリーン車の混雑状況と車両

通常は一般の車両よりもグリーン車のほうが空いています。
最初は空いていても、途中から人が乗ってきて混雑したり、人身事故などによるダイヤの乱れで混雑する場合があります。
グリーン車の車両については、ホームにある表示を見て位置を確認しましょう。
東海道線グリーン車に車内販売はある?
グリーンアテンダントが乗務し、車内で飲みものや軽食を販売しています。
ただし、車内が混雑している場合などは、車内販売をしない場合があります。
長距離を移動する際は、あからじめ飲み物や軽食を用意しておきましょう。
まとめ
グリーン車の乗り方は一度覚えてしまえば簡単です。
しかも、普通列車グリーン車が連結されているのは、東海道線だけではありません。
横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線の普通(快速)列車にも連結されています。
これからグリーン車に乗る人はぜひ参考にしてみてください。
最後に、グリーン車の魅力をもっと深く知るには。
▼こちらの本がおすすめです。