「休日おでかけパス」の買い方を紹介します。
- 買い方が分からない…
- 買える駅が分からない…
- 使える範囲が分からない…
という方は最後までぜひご覧ください。
「休日おでかけパス」とは？
概要
「休日おでかけパス」とは、東京近郊の休日のおでかけに便利なきっぷです。フリーエリア内の普通列車（快速含む）普通車自由席、東京臨海高速鉄道線（りんかい線）全線、東京モノレール線全線が乗り降り自由です。
利用可能範囲
利用可能範囲は広く、埼玉県の熊谷から山梨県の大月まで、多くの地域をカバーしています。詳細な範囲には、栃木県の小山、足利など、さまざまなエリアが含まれています。
例えば、こんなところまで行けます。
- 埼玉県：熊谷、本庄早稲田、神保原、寄居
- 栃木県：小山、足利、自治医大
- 茨城県：下館、土浦
- 千葉県：成田空港、茂原、木更津、君津、上総亀山
- 東京都：羽田空港第2ターミナル、八王子、武蔵五日市、奥多摩
- 神奈川県：久里浜、小田原
- 山梨県：大月
コスト効率と利用例
節約例
休日に東京近郊で長距離を移動する場合、小田原駅（神奈川県）と土浦駅（茨城県）を往復すると通常5,280円かかりますが、休日おでかけパスを使用すると2,720円で済みます。これは2,560円の節約になります。
購入判断基準
購入するかどうかの判断基準はシンプルです。通常の往復運賃が2,720円以上であれば購入する価値があります。ただし、品川駅と土浦駅のように、わずかな差額であれば購入を見送るのが賢明です。
例1）品川駅（東京都）と土浦駅（茨城県）の往復
- 通常：往復2,682円
- 休日おでかけパス：2,720円
- 差額：-38円
- 結論：この区間では休日おでかけパスを買うと損します。
例2）川崎駅（神奈川県）と土浦駅（茨城県）の往復
- 通常：往復3,036円
- 休日おでかけパス：2,720円
- 差額：316円
- 結論：この区間では休日おでかけパスを買うとお得です。
利用方法と注意点
購入方法と取扱い場所
「休日おでかけパス」はJR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口（一部除く）、提携販売センターで購入可能です。2022年4月1日以降は指定席券売機でのみの販売となります。
払い戻しとデメリット
払い戻しは有効期間内で未使用の場合に限り可能ですが、手数料が220円かかります。また、利用可能な期間が限られており、休日および特定の長期休暇のみとなっていますので、計画的な購入が必要です。
以上、「休日おでかけパス」の買い方を紹介しました。