文章の書き方がつかめる本『知的トレーニングの技術〔完全独習版〕』

編集者の仕事
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文章の書き方を身につけるには何が必要なのでしょうか?

『知的トレーニングの技術』の中にヒントがありそうです。

Amazonの内容紹介には次のように書かれています。

お仕着せの方法論をマネするだけでは、真の知的創造にはつながらない。偉大な先達が実践した手法から実用的な表現術まで盛り込んだ伝説のテキスト。

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文章の書き方や実用的な表現術を身につけたい人はぜひご覧ください。

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文章の書き方がつかめる本『知的トレーニングの技術〔完全独習版〕』

友を選ぶ・師を選ぶ 知的交流術

 今度は人間関係に目をむけよう。知力のある知人をつくって、自分の知力を拡張する知的交際法だ。
 これは知的分業と知的協業という二面から考えることができる。つまり、自分とは異なる分野の知人をつくること、もうひとつは、同学の士をつくって協力しあうことだ。

知的空間をもつ 知の空間術

 書斎は、自分の知的能力の空間的拡張だ。頭脳と手足の延長なのだ。この点を自覚すること。書斎におかれたある書物はすべて、一種の「事典」と化して、必要に応じて引ける(とりだせる)場所に並んでいる。書斎は一個の巨大な百科事典なのだと考える。覚えていなくとも、持っている、すぐに使える、という状態がすでに、知的能力なわけだ。

論文を書く 知的生産過程のモデル

 ひとつの論文が「決定稿」として仕あがるためには、すくなくとも三つの段階がいる。考えるのに必要な材料をあつめる「インプット」の段階、あつまった資料に検討をくわえて再構成する「加工」の段階、最後に、その加工された頭のなかの半製品を完成品として表現する「アウトプット」の段階、という三段階だ。

問いかける 発問・発想トレーニング法

 問いは知的好奇心からうまれる。知的好奇心は自分のなかの知的空白部、つまり欠如の感覚からでてくる。
 ぼくらは自分のなかに、世界大の知的マップをつくろう。自分の今もっているありとあらゆる知識を、自分なりのしかたでこのマップに配置するのだ。

書く 執筆術

 執筆術の最後に、文章上達のトレーニング法を述べておこう。そのために文章上の技法に馴れていくことにする。
 草稿の文章は、思ったままを平易に書くということ。この「思ったまま」とは思考の言葉ということだ。思考は複雑な運動をしているが、言語化するときには単純化を要求される。単純な文章でよいし、センテンスは短くてよい。

『知的トレーニングの技術〔完全独習版〕』を読んでこんなことを感じた

仲間を選んだほうがうまくいく

新しい商品やサービスを生み出すには、自分一人で全部できる、なんて思わずに、得意そうな専門家に最初からお任せしたほうが、結果的にはうまくいくように感じます。

編集者の立場に置き換えると、自分でインタビューや原稿を書かずに、力のあるライターに依頼したり、自分で写真を撮らずに、プロのカメラマンに撮影をお願いするようにしています。

小さくても書斎を作る

誰にも邪魔されず、集中できる書斎は作ったほうがいい。テーブルの上にパソコンが置けて、文字を入力できて、手が届く位置には本棚がある、そんな配置が理想的です。

テーブルや本棚はニトリに行けば安く買えますし、ノートパソコンも80,000〜90,000円あれば、そこそこのものが買えます。それさえあれば十分です。

時間を掛けて、段階的に文章を書く

最初から完璧な文章を目指しても、書いている途中で挫折してしまいます。最初はざっくり文章を書いて、少しずつ、段階的に文章の精度を上げていけば、必ず書き終えられるはず。

ただし、時間は必要ですね。締切が極端に早くて、文章を書く時間を確保できないような仕事は、断るべきでしょう。

興味のある分野を5つぐらい明確にする

知的好奇心が大きくなれば、自分のやりたいことや進みたい道がはっきり見えてきます。

5つぐらい興味のある分野をリストアップして、本を読んでインプットしたり、ブログでアウトプットすることで、その分野について詳しくなれますし、さらに新たな関心が生まれてきます。

文章の書き方は、「書くこと」で磨かれる

書かないと何も始まりません。下手でもいいから書くことで、自分なりのリズムが生まれてきて、語彙力も徐々に増やせます。

本を読んだ後にブログで書評を書くのもいいかもしれません。

文章の書き方や実用的な表現術を身につけよう!